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保護猫相談で誤解をされてしまい猫が救えなかった悲しいお話

猫コラム

とある保護依頼が年末にありました。

ご年配の父親が餌をあげている子猫がいる。父親が入院することになったため、子猫たちをなんとか助けてあげたいと。。

以前保護を依頼された方からのご紹介だったため、お電話でお話をしました。

子猫を預かるために、預かりボランティアさんのおうちを手配します。
受け入れる前に、不妊手術、ワクチン、血液検査、駆虫をお願いできますか?とお話ししました。

その方は、ご自身で初期医療を行うということでした。後日、3匹のうちの1匹が猫エイズ陽性だったと、慌てふためいてお電話がありました。

私たちは猫エイズが陽性であるから、受け入れ拒否はしません。りんご猫として、譲渡もできてますからご安心くださいねとお話ししました。

ネコリパブリックでは、猫の受け入れの際は、任意のご寄付をお願いしております。

シェルター維持費やご飯代金、その後の医療費などは全てネコリパブリック にて負担をするため、少しでも運営のご協力をお願いしているのです。

1匹あたり2万円から3万円のご寄付をお願いしております。

ただ、経済事情や、さまざまな事情がある方は、できる範囲で、、、とお願いする形をとっております。

その後。この方からの連絡が途絶えました。

すると半年くらい経ってからお店にお電話があったのです。

お電話の内容はこうでした。

その方が猫を連れて行った動物病院で、

ネコリパブリックは保護猫を受け入れるときに何十万ものお金を取る。
でも、商売にならない猫は受け入れない。
金儲けにつかっているところだ。。

駆虫をいきなりするのはおかしい。
検査をしてからやらないと、そんな、どんな猫も有無を言わさず駆虫をさせるなんて、おかしい。

そしてそこにきていた保護猫活動をされているボランティアさんも、あそこは、怪しい。おかしい。里親募集するのにお金を取るなんておかしい。と。。。

なんだか、とても不思議な気持ちになりました。

私たちは、会社として保護猫をたすける仕事をしています。

そして、お店にいるのは保護猫たちで、保護猫を家族にするという選択肢を広めるために、1匹でも多くの保護猫にずっとの家族を見つけてあげるために、運営をしています。

何匹もの保護猫をみてきています。

1回の検査で虫がいなかったお外から来た子たち。ほとんどの子がやはりあとから何かしらのお腹の虫がでます。何度も何度も駆虫しても、また出てくる。。という子もいます。
そのために、必ずお外にいた子たちは駆虫をする。を徹底しています。

また、保護猫のシェルターを管理する医療、飼育管理方法のシェルターメディシンと、通常の動物病院の治療の考え方は少し異なる場合があります。

もちろん、そういったことをしっかりと説明できていなかった私たちの責任かもしれません。

そして、こんな悲しい噂を広められているのは、私たちの発信が足りてないからなのかもしれません。

非常に残念な気持ちになりました。

結局その子猫は、私たちに預けることは、やめておいた方が良いというアドバイスがあったからなのでしょうか、お外に戻されたそうです。

そして、その方からは、
こんなことになるのであれば、そこまで医療をかける必要はなかったのではないか。
そして、助けたいという思いがあるのに、お金がかかるから諦める人たちがいるのではないか?
というご意見をいただきました。

あくまで任意のご寄付とご説明はしていたのですが、ご本人は強要された。。と思われてしまったらしいです。

この点も、しっかりとお伝えできていなかった私たちの反省点でもあります。

あくまで、私たちは、任意のご寄付をお願いしております。
強要することはしません。

ただ、しっかりと、猫たちを幸せにするためにかかる経費のことは説明をさせていただいた上で、保護猫を託される方に、なんとか少しでもサポートしていただくようお願いをさせてもらっております。

今払える分だけ。。という方もいらっしゃいます。
医療費だけ。、という方も。

そう言った方々にも私たちはできるだけ寄り添って対応をしています。

そう言った部分は伝わらず、やはり口頭のやりとりだと、ご自身の解釈により、しっかりとした真意が伝わらない場合が多いのだと実感しました。

保護猫相談は電話が多く、やはり口頭でのやりとりの危険性と、限界を強く感じました。

今後は、全て記録に残る保護猫相談のスキームをしっかりと構築する必要があります。

すべてやりとりが記録に残るかたちで。

そして誤解や偏見が生まれないように。

そして、私たちが行っていることを、ねじまがぅた形で広められないよう、徹底して発信をしていかなければならないのだと思いました。

ネコリパブリックはボランティアではないこと。
会社として、組織として動いているということ。
ご理解いただけるようにしなければならないとしみじみ感じました。

同じ猫たちを救う立場の獣医さん。。。
どちらの獣医さんですか?とお聞きしてもお答えいただけませんでした。

ぜひ、誤解をときにいきたいとおもいます。

もし、そういったことを広められている方がいらっしゃったらぜひネコリパブリックに来て直接今回の方のようにお話ししていただけると嬉しく思います。

そういった方々にもご理解いただける、仕組み、組織をしっかりと発信していかねば。。。と心から思いました。

最後にその相談者さんは、ご高齢のお父さんがもし倒れて地域猫にしたその子たちに餌をあげられなくなったとしても、それは、仕方ないですよね?そこまで餌をあげたのだから、もういいですよね?
あるいは、他の餌をあげている地域に連れて離したらいいのですか?と。。。

私の考えは、もし餌をあげて愛情をかけているのであれば、その子達が命尽きるまで、苦しまないように考えるのが本当の愛情だと思いますとお伝えしました。

また、他の餌をあげている人がいる地域に離すという行為は、遺棄と同じであるとお伝えしました。

ただその考えを強要はしませんし、ご本人自身がその猫の命をどう考えるかだと思いますと。。

やはり、自分がいる間だけ可愛がるというのは、本当に無責任です。

お金がないから、、、自分たちで精一杯だから、、、など、多くの相談者さんがさまざまな、理由を口にします。

私たちはなんとか、相談のあった子猫たちを救えるようにサポートをしたつもりが、逆にその相談者に不信感を与えてしまい、その子たちがずっとの家族と幸せに暮らせる未来を潰してしまったのだと思うと本当に本当に、残念でなりません。

そういった点は、今後の活動のために改善していくべき点だと反省いたしました。

まだまだ、課題は山盛り。猫たちの問題よりも、人の問題が、保護猫活動の課題となります。

どうか、3匹の子猫たちが、無責任に見捨てられないことを心から願います。

写真の猫は本件の猫とは関係ありません。

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Comment

首相あさかのつぶやき

この時期は子猫の保護依頼が殺到します。
依頼者の方々にお願いをしているのは、助けたいと思ったそのときに、その生命の責任は依頼者が持つということをしっかりと認識していただきたいということです。

保護をするのも、医療費や飼育費が発生します。その一部を依頼者の方にご負担をお願いしています。また根本解決のために母猫がいる場合はの必ず不妊手術をしていただくことを徹底しています。

蛇口をしめて受け皿を作り出口も作る。

この一連の流れを規模感とスピードを持ってできるようにネコリパブリックは今日も日々ネコダスケをがんばります!

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