menu

虹の橋へはもう着いたかな?

ネコリパハウス高円寺

高円寺シェルターで最年長のスミタマールさん。
虹の橋を渡りました。

さっきまでいつも通り歩いていたと思ったら、次に見た時にはお気に入りの場所、テレビ台の下で静かに亡くなっていたそうです。
とても急な事でした。

海の日に緊急保護されて、マール(マーレ=海)と名付けられたのは1年前。
保護当時は状態が非常に悪く、最悪余命3週間と言われたマールはそこから1年、毎日の投薬と2日に1回の点滴をしつつ、本当によく頑張ってくれました。

人馴れしていて、20歳以上のこの年まで飼い猫だった様子もあり、ご飯をどうやって確保すれば良いのかも分からない状態だったと思われます。
ノミダニにも寄生され被毛はボロボロ、体はガリガリの状態。
保護当時から、すでに目も耳も衰えていたけれど、最後の最後までご飯も美味しく食べる事が出来ていて、ボランティアさんやスタッフみんながいる時間に旅立って行ったマール。

朝イチからのご飯コール

扉の前でスタンバイ

階段の上で美脚を披露しつつうたた寝

人間のお膝の上で落ち着く姿

もうずっと昔からネコリパにいたかのような存在感がありました。

お葬式の前日、当日は、ボランティアさん達がお花や保冷剤をたくさん持ってきて下さって、みんなからとても愛されていたのが目に見えて分かりました。

ボロボロのマールを路上で見つけて、見るに見兼ねてネコリパへ連絡をしてくださった方、引き取りにはお金がかかると知って音信不通になってしまったけれど、最後まで愛されて旅立っていったので、安心して下さいね。

保護猫活動に国からの支援はありませんし、大富豪でもない私達はみなさんと同じ状況です。
可哀想だからと保護しても、怪我や病気があれば治療をしない訳にはいかないですし、その後のご飯などの生活費がかかります。
それを保護主さんと私達でシェアしましょう。
お互いに助け合って辛い思いをしている猫たちを助けてあげましょう。
そういう意味で費用の負担をお願いしています。
ご理解いただけると有り難いです。

当初より少し肉付きが良くなってもガリガリの体と、打って変わってツヤツヤになった毛並みを撫でながら、ありがとうとマールにお別れを言いって、虹の橋へと送り出しました。

今でもシェルターに行くとマールが扉の向こうでおすわりして待っていてくれる気がします。

1人だけ特別に台所でご飯を食べていたマール。

階段で寝るのが好きだったマール。

人のお膝の上はもっと好きだったマール。

もっともっとたくさん甘えさせてあげれば良かった、、、 突然 のお別れは悔いが残ります。

シェルターには高齢猫や難病を抱えた子が多いので、お別れは何度も経験していますが未だに慣れません。
辛いですがみんなを送り出すときに必ず伝えていることはひとつ

『ネコリパに来てくれてありがとう』

直接保護活動をしなくても無理のない範囲で猫助けをすること ができます。
毎月少額からの定期支援はこちら↓

支援物資で猫助けはこちら

https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1CQI5IHH71DCP/ref=s9_acss_bw_cg_hogo_3a1_w?pf_rd_m=A3P5ROKL5A1OLE&pf_rd_s=merchandised-search-2&pf_rd_r=4ZGSQ8JD6KB9CX2W1GEV&pf_rd_t=101&pf_rd_p=c825ade6-da66-4bc9-95af-cfcd891cc080&pf_rd_i=7953065051

次の記事を見る 前の記事を見る
カテゴリ一覧へ戻る
虹の橋
  • 性別女の子
  • 年齢15才以上
  • 在籍店ネコリパハウス高円寺
  • 毛色キジトラ
  • 毛の長さ短毛
  • 人馴れ度のんびり
  • 人馴れ度デレデレ

Comment

ガリガリで怪我をして動けなくなっている猫がいるとの保護依頼がありました。
診察してもらった結果、実はノミダニにより痒くて噛んでしまい、怪我のように見えた傷でした。
さらに腹水が溜まっていて、心臓の機能も悪い状態です。
人馴れしているので飼い猫だったのではないかと思われます。
現在シェルターで治療中。

投薬と皮下輸液の継続が必要ですが、絶好調。

首相あさかのつぶやき

たくさんの猫達を保護していると、たくさんの病気の子たちが集まってきます。
救おうとすればするほど、重い病気をもった猫たちと向き合います。

一匹、一匹、みんな幸せにしたい。でも、この腕の中で見送る子たちもどうしてもでてきます。

先日、扁平上皮癌の手術と放射線治療をうけ、完治し、さらに毎日サプリなどを飲んで頑張っていた大福ちゃんの、がんの再発が判明した。

悲しい。悔しい、、、

私達にできることは、大福が残りの日々を穏やかに過ごせるようにサポートすること。
早くに再発に気がついてあげたらもっとできることはあったのかもしれない。
でも、ネコリパで過ごせたことが大福の幸せな日々であるように、スタッフ、ボランティアさんと共に愛情いっぱいで見守っていこうと思う。最期のときまで、、、

2023/4/17

つぶやきの一覧を見る

NECO search

猫の名前から探す

特徴から探す

ネコリパの卒業ねこ

neco republic contents index